朝、愛犬と共に散歩していると、「ガウー、ガウ」という鳴き声、空を見上げると白鳥の群れが北を目指し飛んで行きます。大きな群れもあれば、家族だけと思われるものまで、大きさも形も様々ですが、声を出し合い、励まし合いながら大空の彼方に消えていきました。
今日は東日本大震災発生から、ちょうど5年目です。ふと、あの白鳥の群れの中に震災で亡くなった方が、白鳥に姿を変え、残されたご家族を心配し、飛来したのもいるのではと思ってしまいました。
今年の初冬も家族の元気な姿、子供たちの成長した姿、一所懸命に生きている姿を見守りに飛来するでありましょう。白鳥の北帰行が無事に終えることを願わずにはいられません。



