今日、嬉しいことがありました。
盛岡市の小学校3年の男子生徒が「もも子のねがいをかなえたい」という題で、市内の読書感想文コンクールで入選し、その賞状をもも子に見せたいとお参りに来ました。
その男の子は、おばさんのお墓参りに来た時に、もも子の像を見つけ、「よいこのみなさんへ、ももちゃんのぞうをなでたり、乗ったりして遊んで下さいね」と書いてあったので、妹と背中に乗って遊んだそうです。その時に、お母さんからごみを拾うもも子の話を聞き、お母さんが図書館から借りてきたもも子の本を読み、応募したとのことでした。
一部内容を紹介します。
【 「ぼくにも、何かできる事はないかな。」と考えて、ごみを拾いはじめました。家の近くの土手や公園でお母さんと妹と三人で拾いました。ペットボトルや紙のごみ、たばこのすいがらなど、色々なしゅるいのたくさんのごみを拾いました。拾っていると、だんだんもも子の気持ちが分かってきました。ごみを捨てる人が多くて悲しかったんだろうなと思いました・・・・・・・・・・・・・・・・・・。もも子が亡くなった時、「もも子、毎日ごみ拾いをしてくれてありがとう。ゆっくり休んでね」と言ってあげたかったです。・・・・・・・・・】
今でも、もも子が子供たちの心に生き続け、その活動の輪が広がっている事に大変嬉しく思いました。もも子が自然環境を守ろうと健気に頑張った活動が、池に小石を投げると波紋が広がるように、もっと大きく広がることを願わずにはいられません。


