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2016/04/26
桜の花じゅうたん
カテゴリー:ブログ

満開だった桜もあっと言う間に散り始め、境内はまるでピンク色のじゅうたんが敷かれたように見えます。一生懸命に花を咲かせた桜は散った後も、私たちの目を楽しませてくれました。

日本人は無意識のうちに、桜の花に無常観というか死生観を重ねるのだそうです。花が咲き、はかなくもはらはらと散っていく姿にもののあわれを感じるがゆえに、桜に寄せる思いには特別なものがあるのでしょう。

「年年歳歳花相似 歳歳年年人不同」(年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず)という漢詩があります。毎年毎年、花は同じように咲くが、それを見る人は、年ごとに同じではない。人の世は移り変わり、生まれてくる者もあれば、亡くなる者もある。自然の悠久さと人間の命のはかなさを詠んだ句です。

難しいことはさておき、美しいものは美しい、奇麗なものは奇麗という感動の心を持ち続けて、来年も健康で花見が出来る事を願わずにはいられません。皆さま方におかれましても、今年と同じようにご健勝で花を愛でることが出来ますようお祈申し上げます。

今年は一段と奇麗に咲きました
境内の桜
山門が隠れるほどに見事に咲きました
山門にかかる桜
散った花びらが目を楽しませてくれました
花びらのじゅうたん
あっと言う間に、色あせてしまいます
山門前の花びらのじゅうたん