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2019/05/07
無心に咲き、無心に散るサクラ

あれほど満開に咲き誇ったサクラですが、「花の命は短し」と言うように、あっと言う間に散ってしまいました。しかし、散るからこそ、その一瞬を心待ちにし、心をときめかすのでしょう。

厳しい寒さを経て、美しい花を咲かせるサクラに人生を重ねる方もおられると思います。この世は無常で人の心も物も状況も一切変化しないものはありません。

誰しもが、いつまでも若く、元気で、寝たきりにならず、惚けることもなく、出来るだけ長生きをして、ポックリ死にたいと願います。しかし、実際はどうでしょうか?。私たちは次第に年を取り、シワが増え、髪の毛が薄くなり、時には病気にかかり、あるいは寝たきりになり、死を迎えます。どのような死を迎えるかは誰にも解りません。

先のことを考えると不安が付きまといます。人も花と同じように、無心に咲き、無心に散ることこそが不安を解消するただ一つの道なのかも知れません。

花びらのジュウタン
花びらのジュウタン
サクラの花は散っても楽しませてくれます
サクラの花は散っても楽しませてくれます
山門から敷きつめられます
山門から敷きつめられます
本堂も桜吹雪に包まれます
本堂も桜吹雪に包まれます