住職の徒然日記

2020/10/21
寝たきりのリンゴちゃん

もはや自分の脚では歩けないリンゴちゃんが遊びに来ました。

リンゴちゃんは、一年程前に町内の畑でさまよっているところを保護されたワンちゃんです。保護されたときには首輪に付けられたチェーン製のリードを引きずっており、保健所の獣医さんによるとかなりの高齢犬で認知症もあるとのことでした。

保護犬の譲渡会で、たまたま目にしたTさん夫婦は、このようなワンちゃんでは誰も引き取り手がないであろうと、意を決し家族に迎えたそうです。

リンゴ畑で保護されたことからリンゴちゃんと名付けられたのですが、間もなく夜鳴き、徘徊が始まり、夜は夫婦交代で介護することとなったのです。

Tさん夫婦は、「保護された時の状況から、決して幸せな暮らしではなかったようです。せめて、最後くらいは幸せに暮らさせてあげたい」と、介護を苦にすることもなく、リンゴちゃんに寄り添っているのです。

リンゴちゃんにとってはTさん夫婦は観音様そのものです。真の愛犬家とはこのような慈悲深い方を言うのでしょう。ただただ尊敬する次第です。

寝たきりのリンゴちゃん
寝たきりのリンゴちゃん
どうして、寐てばかりいるんだろうな?
どうして、寐てばかりいるんだろうな?
水も自分では飲めないのです
水も自分では飲めないのです
寝たきりのリンゴちゃんが気にかかる野々花。
寝たきりのリンゴちゃんが気にかかる野々花。
最初は離れて添い寝
最初は離れて添い寝
野々花にはリンゴちゃんの容体が理解できるのかな?出来ないでしょうな
野々花にはリンゴちゃんの容体が理解できるのかな?出来ないでしょうな
2020/08/20
コロナ禍の夏スイセン(花言葉;深い思いやり)に思う

今年も御先祖さまを迎えるかのように、本堂裏に夏スイセンの群生が咲いております。淡いピンク色の花は夏の暑さに一陣の涼を与えてくれます。
コロナ禍で何かとギスギスする昨今、せめて花の美しさに感動し、小鳥のさえずりにも耳を傾けたいものです。

長らく感染者ゼロの岩手県ではありましたが、とうとう感染者が出始めました。遅かれ早かれ、陽性者が出ることは時間の問題とは思っておりました。

感染者や勤め先を特定するのではなく、各自が十分に気を付けて感染防止に務めると共に、自らも陽性者であるかもと思い感染させないように、夏スイセンの花言葉の如く「深い思いやり」の行動をすることが一番大切なことであります。

感染者やその家族、あるいは勤め先等を誹謗・中傷したり、あるいは他県ナンバーの車や帰省者に嫌がらせするなどはもってのほかであります。

先の戦争中にみられた「隣組」等の地域住民組織が互いに監視し密告するよう仕組みは、現代の「自粛警察」や「同調圧力」に似通っていると思います。

過日の朝日新聞に下記の様な記事が載っておりました。

太平洋戦争末期の、ある日。宇都宮市内で、国民学校から友達と下校していたIさん(86)は、若い女性の2人連れを見つけた。
一人は、明るい色調の和服。特に目を引いたのが、ウェーブがかかった髪だ。きれいになでつけられて、光って見えた。
「パーマだ」。当時、男性は国民服、女性はもんぺ姿の人が多かった。少年たちは「ぜいたくだ、こらしめよう」と思い立ち、小石を投げつけたというのです。

子どもにも、そのような「戦争遂行」するうえでの思想統制が図られていたのです。

新型コロナウイルスも恐ろしいですが、そのような個人の自由や人権を無視したりする風潮がもっと恐ろしいと思います。ましてや、このような中での憲法九条や基本的人権を後退させるような改憲は決して許されるもんではありません。

本堂裏の夏スイセンの群生。花言葉は「深い思いやり」
本堂裏の夏スイセンの群生。花言葉は「深い思いやり」
野々花も涼を求めて
野々花も涼を求めて
野々花も8月で5才となりました
野々花も8月で5才となりました
2020/06/28
カメの赤ちゃん生まれる

当寺の池に住んでいるクサガメの赤ちゃんが誕生しています。

クサガメの赤ちゃんはゼニガメと呼ばれていますが、蛇やカラス、サギ等の天敵も多く、みんな無事に成長して欲しいと願っています。

ところで、クサガメの寿命はどのくらいなのでしょうか? 池が造成されてから30年近く経ていますので、結構長生きなのでしょうね。

クサガメは互いにケンカすることもなく、穏やかな性格だといわれております。また、10月に入ると姿を見せなくなり、桜の開花時期頃まで冬眠しているので、一年の半分は寝て暮らしています。うらやましく思うこともあります。

余計なエネルギーを使わず、ストレスがないことが長生きの秘訣なのでしょう。

甲羅干ししているカメ。乗られても、押しのけられてもケンカはしません。
甲羅干ししているカメ。乗られても、押しのけられてもケンカはしません。
卵からかえった子カメ。真ん中にあるのは五百円玉です。
卵からかえった子カメ。真ん中にあるのは五百円玉です。
子カメを見つめる野々花。
子カメを見つめる野々花。
イタズラして、野々花の頭に子カメを乗せました。
イタズラして、野々花の頭に子カメを乗せました。
親ガメの背中に子カメではなく、野々花の頭に子カメ。迷惑そうな顔です。
親ガメの背中に子カメではなく、野々花の頭に子カメ。迷惑そうな顔です。
2020/06/12
涼を求めて

暑い日が続いております。早くも岩手県でも30度越の真夏日を記録するなど、

新型コロナ対策と共に、暑さ対策も講じなければならなくなりました。

そんな中、野々花と涼をもとめて八幡平市の「松川渓谷」と「岩手県民の森」

に出かけてきました。

野々花は普段の散歩ではちんたらとやる気のない感じなのですが、水を

見るとうって変わって、意気揚揚と泳ぎまくります。

一日も早く、コロナ禍が収束し、人もワンちゃんものびのびと出かけられる日が

来ることを切に望んでいます。

松川渓谷にて。野々花、今年の初泳ぎです
松川渓谷にて。野々花、今年の初泳ぎです
投げた棒を回収です。
投げた棒を回収です。
気持ちよさそうに、泳ぎを楽しんでいます
気持ちよさそうに、泳ぎを楽しんでいます
泳ぎの後は、「岩手県民の森」にて、フリスビーで遊びます。
泳ぎの後は、「岩手県民の森」にて、フリスビーで遊びます。
岩手山を背景に友だちの「ちゅら」ちゃんと。
岩手山を背景に友だちの「ちゅら」ちゃんと。
2020/04/20
境内は春爛漫

年年歳歳 花 相似たり  歳歳年年 人 同じからず」

毎年、草木の花は咲きますが、その花々を見る人たちは違います。

花々もそれを愛(め)でる人たちも、年ごとに同じ花、同じ人たちではありません。

私たちは桜の花に無常を観じるが故に、こよなく桜を愛するのでしょう。

今年は新型コロナウイルス感染が拡大する中、花見の自粛が求められています。「花は来年も咲くから、今年は我慢しましょう」と。

でも、諸行無常の世にあって、来年は花を見られるという保証はないのです。今年は今年の花を静かに愛でたいものです。

最初に梅の花が春をつげます
最初に梅の花が春をつげます
池のほとりの梅
池のほとりの梅
スイセンの群生
スイセンの群生
遠くに早池峰山が見えます
遠くに早池峰山が見えます
桜をバックに野々花
桜をバックに野々花
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ひねもすのたりかな
春の陽射しでノビノビする
春の陽射しでノビノビする
永代供養庭園墓地も花が見ごろです
永代供養庭園墓地も花が見ごろです
庫裡の後ろ側の桜。ペット供養塔、後方には岩手山が見えます
庫裡の後ろ側の桜。ペット供養塔、後方には岩手山が見えます
ペット供養塔を囲む桜
ペット供養塔を囲む桜
標高2038メートルの岩手山
標高2038メートルの岩手山
本堂と会館を結ぶ廊下の桜
本堂と会館を結ぶ廊下の桜
境内のしだれ桜
境内のしだれ桜
ピンクの花が本堂屋根に映える
ピンクの花が本堂屋根に映える
山門にかかるソメイヨシノ。境内の桜では一番の枯木です
山門にかかるソメイヨシノ。境内の桜では一番の枯木です
雨上がりの山門前。野々花のお出迎え。
雨上がりの山門前。野々花のお出迎え。
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