花見日和に誘われ、近くの城山公園に行き、お花見をしながら一人撮影会をしてきました。モデルは野々花です。
平日で人もまばらで、絶好の撮影日和でしたが、モデルの野々花にとっては、楽しかったのかな?












平成25年12月に曹洞宗大本山永平寺と大本山総持寺の両大本山より寄贈された2本の桜が大きく生育し、花を咲かせました。
これは、両大本山が企画し、震災の復興を祈願するため、桜の苗木を大本山総持寺で1年間育苗し、その間、東日本震災物故者の慰霊供養、被災者の安寧を願う法要を営んだのち、被災県の寺院に寄贈されたものです。
この苗木は、山形県指定天然記念物の樹齢1200年と言われるエドヒガンザクラ「薬師桜」の苗木で、約2mに生育したものが、平成25年12月に寄贈され、境内に植えられたものです。
震災から10年経ち、眼に見える形での復興は進んでいるとは言え、東京電力福島第一原子力発電所の事故は、いまだに収束が見えない状況にあります。
そんな中、原発の事故で出た放射性物質を含んだ汚染水を海洋に放出する方針が閣議決定されました。悲惨な原発事故以降、海洋汚染に苦しんだ漁業関係者に更に追い打ちをかけるような決定には怒りをおぼえます。
2015年、東京電力が処理水の処分を巡って福島県漁連に「関係者へ丁寧に説明し、理解無しにはいかなる処分もしない」との約束を反故にしたものです。政府も東電も口では被災者に寄り添うと言ってますが、全く信用できないですね
桜の木の下に、花弁がついたままの花がたくさん落ちていました。例年ですと、満開を過ぎた花が、風などで花吹雪となって散るのに、今年はどうしたのかなと不思議に思っておりました。
花弁が落ちてくる箇所をよく見ると、スズメがせわしく動き回っていました。これはスズメの「盗蜜」という行為なのだそうです。昆虫や鳥などの動物が受粉をして花蜜を吸うのに、スズメは受粉をせずに、ただ蜜だけを吸い、しかも花を食いちぎって蜜を吸うので、この行為を「盗蜜」と言うのだそうです。
スズメも悪気があっての行為ではなく、自然の営みですので、そっと見守りたいと思いました。
新型コロナウイルス禍にあっても、悠久な自然の営みは変わりなく、今年も桜花が咲き誇り満開となっています。木々には小鳥が花蜜を求めて飛び回り、嬉嬉とした鳴き声に心が癒やされます。
境内に何本の桜が植えられているか数えてみました。植えてから2,3年目の苗木まで含めると約60本の桜の木がありました。数年も経つと更に、見事な花見スポットとなるでしょう。
お正月、お寺の位牌堂には炊き上げたばかりの仏飯が並べられます。昔は、多くの家では常日頃、雑穀を食していました。せめて、お正月だけは御先祖さまにも純白なご飯をご馳走しようという心づかいに由来するものでしょう。
そう言えば、小さい時、こんなわらべ歌を聞いたことがあります。
「正月 ええもんだ 雪のようなママ食って こっぱのような餅食って・・・・・・・」。
昔から全国的に伝わるわらべ歌で、普段は質素な生活ですが、お正月だけは美味しいご飯が食べられる。お正月を楽しみに待つ風景が浮かんでまいります。
私が子供の頃は、お正月といえばわずかばかりのお年玉をもらい、近所の駄菓子屋でお菓子を買い、近所の子供たちと凧揚げをしたり、こまをまわしたり、かまくらを作って中で餅を焼いたりして遊んだものです。また。大人たちはお酒で顔を真っ赤にして、親戚等の家をまわっていました。今は見かけることがなくなりましたが、そんなお正月風景が懐かしく思い出されます。