新年明けましておめでとうございます。
元号が令和に変わっての最初の大般若祈祷会が元旦午前零時から厳修されました。
今回は「大般若経」全六百巻の71巻から90巻が転読され、仏法興隆、世界平和、各家の家内安全、諸災消除などの祈祷が行われました。
一巻の転読を終える度に、「降伏一切大魔最勝成就(ごうぶくいっさいだいまさいしょうじょうじゅ)」と大声で唱えます。「一切の災厄が除かれ、最勝の幸せが得られますよう」にという意味です。
転読とは経本を左右、前後に大きく振るように開き、全文を読んだことにする方法で、その際に生ずる風が御利益をもたらすと言われています。
参加された方には、加持祈祷された「立春大吉 鎮防火燭」の御札と初夢を見る際、枕の下に敷く縁起物の「七福神宝船」が渡されました。




