朝の冷え込みが厳しいこの季節ではありますが、心暖まる光景を見つけました。
境内にある水子地蔵さんに赤ちゃん用の手袋、帽子、靴下が供えられていました。赤ちゃんを亡くした母親が、寒くないようにとお供えしたのでしょう。母親の亡き子に対する愛情がひしひしと伝わってまいりました。
その思いはなき赤ちゃんに必ず通じると思います。供養とは、例えその姿が見えなくても、いつもそばにおわすが如く、心を配ることかと思います。母親の優しさに心が温められました。
見えなくてもお花を供えたい
食べなくてもおいしい物を供えたい
話さなくとも語りかけたい
見えざるものへの真心は美しい


