今年も送り盆の8月16日に四十八灯籠供養会が行われました。
新盆を迎えられた29家族(総勢約100名)の参加を得て厳かに行われました。
この供養会の由来は極楽浄土を司る阿弥陀如来さまが、如来となる前、法藏比丘として修行をなさっていました。その時に四十八の誓願を立てられました。それは一言で言い表すならば、「生きとし生けるもの全てが悲しみ、苦しみ、悩みから解放され、仏の世界に生まれ変わりますように」という願いであります。
参加された家族は一本一本の蝋燭にその願いを込め、あかりを灯したのです。









今年も送り盆の8月16日に四十八灯籠供養会が行われました。
新盆を迎えられた29家族(総勢約100名)の参加を得て厳かに行われました。
この供養会の由来は極楽浄土を司る阿弥陀如来さまが、如来となる前、法藏比丘として修行をなさっていました。その時に四十八の誓願を立てられました。それは一言で言い表すならば、「生きとし生けるもの全てが悲しみ、苦しみ、悩みから解放され、仏の世界に生まれ変わりますように」という願いであります。
参加された家族は一本一本の蝋燭にその願いを込め、あかりを灯したのです。
毎年8月第1土曜日は無縁塔、水子地蔵尊の供養が行われます。
この日は暑い中、読経、御詠歌を奉詠して、無縁仏と水子供養のお勤めがなされました。
無縁塔には沢山の無縁墓が安置されておりますが、本当に縁が無い仏さまなのでしょうか?
自分の先祖を10代さかのぼると先祖は約千人、20代前だと約100万人、30代前だと約10億人います。そのうち誰かが欠けても今の自分はこの世に存在しないことになります。命は脈々と受け継がれていますので、どこかで無縁仏さんと繋がっていることもあり得ることなのです。ですから、自分のお墓ばかりではなく、無縁仏さまにもそっと手を合わせる優しさを持ちたいものであります。
また、この世に生まれたくても生まれることのできなかった水子は、どなたの先祖様にも必ずおられるのです。自分は無数の縁が重なり合ってこの世に生を受けたのです。そのことに感謝し、生まれることが出来なかった水子さんに思いを馳せ、水子地蔵尊にも手を合わせましょう。