
いつもの散歩コースの岩崎川をのぞいたら、サケが遡上していました。この川から生まれたサケの稚魚は3、4年海を回遊し、生まれ育った川に戻ってきたのでしょう。
川の流れに逆らい、傷つきながら元の川にたどり着いたサケは産卵後やがて、力尽きて死んでしまいます。自然の営みとは言え、子孫を残すという行いに崇高なものを感じます。
この岩崎川は、かってもも子と13年間ごみを拾い続けた川でもあります。いつまでもサケが遡上するきれいな川であるよう願わずにはいられません。
過日、「おっぽの会」の触れ合い活動が盛岡市の老健施設で行われました。私も一員として、野々花を連れて参加しました。
参加したワンちゃんは、チワワ、ポメラニアン、狆、コーギー ダックス、ビーグル、ラブラドール、ゴールデンでした。
ゴールデンのアロアちゃんは、入所者の方が投げたボールを上手にキャッチし、大きな拍手をもらっていました。入所者と一体となる芸は場を大いに盛り上げてくれます。
小型犬は入所者の方に抱かれて、おとなしく撫でられていました。
野々花は2回目の参加となり、大きくて白い犬ということで、おぼえている方も多く、前回よりは少し落ち着いて活動ができました。次回までには何か芸を一つぐらいおぼえ、披露したいと思うのですが・・・・・・・・。
ワンちゃんとの触れ合い活動は、会話をしなかった方が、昔飼っていたワンちゃんの話を自らしたり、手を動かさなかった方が、ワンちゃんを撫でようとして、手を動かす等の効果あるといわれています。
この季節、夕暮れの散歩は景色の美しさに感動します。
空にはトンボの大群が、東の空には大きな月が、西の空には夕焼けが見られ、散歩がとても楽しいです。
「夕焼け小焼け」という童謡があります。日本の事を研究しているある外国の方が、日本の学者に尋ねたそうです。
「日本人の心情を理解するのは、何を学んだらいいですか?」と。
その学者は「夕焼け小焼けの歌詞を理解しなさい。その歌詞には日本人の自然観、宗教観が全て込められている」と。
夕焼け小焼けで日が暮れて
山のお寺の鐘がなる
おててつないでみなかえろう
からすといっしょにかえりましょ